肥満について

生活習慣病の1つ、肥満とはどんな病気なのでしょうか。
ここでは肥満の原因と予防ついてわかりやすくまとめました。

肥満とは

肥満とは体に余分な脂肪がついている状態。
健康診断で見たことがあると思いますが、BMIという数値を使って肥満度を測定します。
BMIは体重÷身長(m)÷身長(m)で計算されます。

例えば身長160cm 体重60kg だとすると、BMIは60÷1.6÷1.6=23.4
BMIは25以上の場合が肥満なのでセーフ。

では、同じ身長160cm 体重が70kgだとどうでしょう。
BMIは70÷1.6÷1.6=27.3 肥満です。

肥満の中にも内臓脂肪型肥満と皮下脂肪型肥満とがあり、内臓脂肪型肥満は内臓に男性に多く上半身肥満でりんご型、皮下脂肪型肥満は女性に多く、下半身肥満で洋ナシ型と言われます。

内臓脂肪型肥満に加えて高血圧、高血糖、脂質異常のうち2つがあてはまる状態をメタボリックシンドロームといい、動脈硬化のリスクが高いと言われています。

肥満の原因と予防

肥満の原因はやはり食べ過ぎが一番多いですが、偏った栄養摂取や、食事の時間が定まらない不規則な生活なども原因です。
炭水化物や糖分が多いと脂肪がつきやすく、血糖値も上がります。
食事はなるべく同じ時間に食べ、よく噛んでバランスの良い食事を心がけましょう。

あまり食べていないのに太ってしまう人は基礎代謝が落ちている可能性も考えられます。
運動不足などで筋肉量が低下すると基礎代謝も落ちますので、適度な運動も心がけましょう。

脳血管疾患について

生活習慣病の1つ脳血管疾患とはどんな病気なのでしょうか。
ここでは脳血管疾患の種類、原因と予防について、わかりやすくまとめました。

脳血管疾患とは

脳血管疾患は脳卒中ともいわれ、脳の血管が詰まったり破れたりすることで起こります。

種類と特徴を見ていきましょう。

・脳梗塞
脳血栓と脳塞栓とがあり、脳血栓は脳の血管が動脈硬化を起こす病気。
脳塞栓は心疾患で生じた血栓が脳へ運ばれて血管をつまらせる病気です。

脳梗塞の発作が起きると、手足のしびれや麻痺、ろれつが回らないといった症状が現れます。

・頭蓋内出血
脳出血とくも膜下出血とがあり、脳出血は高血圧症などで脳の動脈がやぶれる病気。
くも膜下出血は脳の動脈瘤が破れ、くも膜下腔に血液が流れ込む病気です。

脳出血が起きると、頭痛や吐き気や嘔吐、左右片側の手足の麻痺などが現れ、意識が低下して昏睡に至ることもあります。

原因は

原因は脳の血管そのものに起こる動脈硬化や、心臓の中にできた小さな塞栓が血液の流れに乗って脳の血管に運ばれてきて起こる塞栓動脈硬化が進んで血管の内部が狭くなると、ちょっとした血圧の変化をきっかけに血栓ができて、流れを塞いでしまいます。

予防するには

動脈硬化を予防することが脳血管疾患のの予防につながります。
動脈硬化は高血圧や糖尿病、肥満、高脂血症などの生活習慣病から起こるので、まずは生活習慣を見直しましょう。
生活習慣の見直しについてはトップページを参考にしてみてください。

糖尿病について

生活習慣病の1つ、糖尿病はどんな病気なのでしょうか。
ここでは糖尿病の原因と予防策について、簡単にわかりやすくまとめました。

糖尿病とは

インスリンの分泌不足または、作用不足により代謝異常が起こり高血糖状態が続くものを、糖尿病といいます。
症状としては口渇、多飲、多尿、体重減少などがあります。
糖尿病の初期は自覚症状がないことも多く、気づかないうちに合併症を発症して進行していることもある怖い病気です。
免疫力の低下などから感染症にかかりやすく、人工透析が必要になる腎症や失明する場合もある網膜症、神経障害などの合併症が発症します。

原因は

一番の原因は食生活です。ご飯を食べると食べた物がエネルギー=ブドウ糖になり、血液中に入ります。
血液中の糖の値が血糖値ですが、通常はその血糖値を膵臓からインスリンというホルモンが分泌されて調節していますが、食べ過ぎや飲み過ぎでインスリンが追い付かなくなると糖尿病になります。

予防するには

糖尿病を予防するには食べ過ぎ、飲み過ぎを控えるのは勿論ですが、食べ方でも予防できます。
血糖値を緩やかに上げる食べ方をすれば、身体や内臓に負担が少なく、糖尿病の予防にもなります。

ここで注目するのが食べ物のGI値です。
GI値とは簡単に説明すると、食後の血糖値の上昇度を示す指標のこと。GI値が70以上だと高GI食品、55~70を中GI食品、55以下だと低GI食品と定義されています。
つまり、GI値が低い順番に食べれば、血糖値の上昇が緩やかになります。

とはいっても、いちいちどの食品が低GIかしら?なんて考えていたら食事が楽しくないですよね。
簡単です。
だいたい野菜やきのこ、海藻類はGI値が低く、豆類や肉、魚、卵は中、炭水化物やスイーツは高い。

お店でコースでいただくと、和食にしろ、洋食にしろ最初に野菜→肉・魚→ご飯・麺→デザートの順ででてきますね。
コースのようにご飯を食べれば血糖値が上がりにくいと言えます。

主食になるものと甘いものは最後に食べると覚えておけばよいです。
おやつを食べるときもコーヒーやお茶を一口飲んでから甘いものを食べましょう。

心疾患について

生活習慣病の1つ心疾患といわれる狭心症や心筋梗塞はどんな病気なのでしょうか。
ここでは心疾患の原因と予防について、わかりやすくまとめました。

心疾患とは

心臓病のことで、血液循環が不足して心臓の酸素が足りなくなって起きる病気です。
狭心症は心臓の筋肉(心筋)に血液を運ぶ血管(冠動脈)が細くなり、血液が不足して、胸がぎゅっと締めつけられるような痛みが生じます。その冠動脈が完全に塞がってしまうのが心筋梗塞です。
心筋梗塞は、命にかかわる非常に怖い病気です。

また、心不全は心臓のポンプ機能が低下して充分な血液が送り出せない状態、不整脈は心臓の拍動が不規則になった状態をいいます。不整脈には緊急に処置が必要なものもあれば、特に治療の必要がないものもあります。
心室細動という心室が不規則に痙攣して生じる不整脈は高齢者に起こりやすく、脳梗塞や死に至る可能性がありAEDが適応されます。

原因は

血管が狭くなる。塞がる原因とされているのは血液中のコレステロールです。
コレステロールが血管の内壁を傷つけ、傷付いた部分にどんどんコレステロールがたまり、血液の流れを妨げます。これを動脈硬化といい、心疾患の大きな原因です。

予防するには

動脈硬化を予防することが狭心症や心筋梗塞の予防につながります。
動脈硬化は高血圧や糖尿病、肥満、高脂血症などの生活習慣病から起こるので、まずは生活習慣を見直しましょう。
生活習慣の見直しについてはトップページを参考にしてみてください。

骨粗鬆症について

生活習慣病の1つ、骨粗鬆症はどんな病気なのでしょうか。
ここでは骨粗鬆症の原因と予防について、わかりやすくまとめました。

骨粗鬆症とは

骨の内部の密度が低くなり、骨がもろくなって骨折しやすくなる症状を骨粗鬆症といいます。
閉経後の女性に多くみられます。

原因は

骨にも新陳代謝があり、古くなった骨は新しい骨に作り替えられています。
女性は閉経すると、女性ホルモンの分泌が減るため、新しい骨を作る工程でカルシウムが溶け出すのを防ぐエストロゲンが不足して急激に骨密度がさがります。

予防するには

骨粗鬆症を予防するには、日々の食事やサプリメントからカルシウムやビタミンDを摂取すること。
日光を浴びてもビタミンDは生成されます。
また、骨に負担をかけることで、骨をつくる細胞が活発になるので、適度な運動をすることも大切です。
治療中の方は医師に相談しながら行いましょう。

高尿酸血症について

生活習慣病の1つ、高尿酸血症はどんな病気なのでしょうか。
ここでは高尿酸血症の原因と予防について、わかりやすくまとめました。

高尿酸血症とは

高尿酸血症とは、尿酸の代謝異常で起こります。老廃物である「尿酸」が増え過ぎている状態です。
体内で結晶化した尿酸は、関節や腎臓などに溜まり、関節に溜まった尿酸の結晶が痛風の原因となります。
痛風は激痛が数日間続き、やがて治まりますが、高尿酸血症を治さないと体内の尿酸結晶はそのまま存在し続け、痛風を繰り返すことになります。

原因は

主な原因はいまのところプリン体と言われています。
通常食物からとられたプリン体は分解されて尿酸(老廃物)になり、ほどんどは尿のなかに溶けて排泄されますが、排泄量が少なかったり、体のなかで尿酸がつくられすぎて排泄が間に合わなかったり、あるいはその両方が起こると血液中に尿酸が増えてきます。

予防するには

高尿酸血症の多くは太り気味です。
減量すると尿酸値も下がります。
低カロリーで栄養バランスのよい食事をすることと、適度な運動を心がけましょう。
運動は過度にすると逆に尿酸値が高くなるので注意しましょう。

また、プリン体はほとんどの食品に含まれているので摂らないわけにはいかないですが、アルコール類を控える事と、野菜やきのこ、海藻類などは尿酸の排出を助ける働きがあるので、積極的に摂りましょう。

高血圧について

生活習慣病の1つ、高血圧とはどんな病気なのでしょうか。
ここでは高血圧の原因と予防方法についてわかりやすくまとめました。

高血圧とは

高血圧は血圧の高い状態が続く病気です。
血圧とは血液が流れる際に血管にかかる圧力のこと。
通常は最大血圧が140mmHg未満、最小血圧が90mmHg未満。
最大か最小血圧のうちのどちらかが上回っている状態が高血圧といわれ、血圧が高いと血管に負担がかかることが問題です。
特に血管が多い脳や腎臓、心臓などに影響が出やすくなり、脳梗塞や腎不全、心不全などを引き起こします。

原因は

高血圧の主な原因は、塩分の摂りすぎです。
塩分を摂りすぎると高血圧になりやすいのはよく知られていますが、なぜかというと塩分を多くとると血液中の塩分濃度も高くなるため、身体は濃度を調整するために血液の量を増やすします。
血液の量が増えると、血管の壁には強い力がかかってしまい血圧が高くなってしまうのです。

また、太っている場合、とくに内臓脂肪型肥満では脂肪組織から血圧を上げる成分がたくんさん分泌されてしまいます。
なので体重も適正に保つことが大事です。

その他、ストレスや喫煙、飲酒なども原因として考えられます。
交感神経が優位に立つと心拍があがり、血圧も上がります。運動もそうですが、イライラしたり、怒ったりすることが多い人も瞬間的に血圧があがっているので、気を付けましょう。

予防するには

むやみに血圧を上げない為には、イライラしない、喫煙はやめる、減量するなど方法はいろいろですが、
塩分を控える方法を少し紹介します。

和食は健康的と思いがちですが、味噌や醤油、梅干しなど、意外と塩分が高いものを食しています。
みそ汁は具を沢山いれて味噌を少なめにしたり、煮物なども出汁をしっかりとって、お醤油は少なめに使用しましょう。
今は減塩の味噌や醤油も沢山出ていますね。

外食や居酒屋の味付けは濃い目なので、それに慣れてしまっていると家でもご飯に塩をふったりお刺身に醤油をたっぷりつけないと美味しくないと思えてしまうので、血圧を気にするのであれば普段から塩辛い物も控えましょう。

がんについて

生活習慣病の1つ、がんはどんな病気なのでしょうか。
ここではがんが発生する主な原因と予防についてまとめました。

がんの発生と原因

がんは、細胞のなかの遺伝子(DNA)が何らかの作用をうけて発症すると考えられています。
遺伝子に変異を引き起こすものには、活性酸素や発がん物質、がんウイルスなどがあります。

変異を引きおこす原因に生活習慣の乱れが関係しています。
部位別にどんな生活習慣がリスクになるのでしょうか。

・食道がん
喫煙、飲酒、熱い物を飲んだり食べたりする食習慣

・胃がん
ピロリ菌の感染、喫煙、塩分を摂りすぎる食習慣

・大腸がん
肥満、飲酒、加工肉を好む食習慣

・肝がん
B型肝炎ウイルス持続感染、C型肝炎ウイルスの持続感染

・膵がん
喫煙

・肺がん
喫煙、アスベスト、ヒ素、放射線、ディーゼル排ガス

・乳がん
初経が早い、閉経が遅い、出産歴がない、初産年齢の遅さ、授乳歴がない

・子宮頸がん
ヒトバピローマウイルスの感染

・前立腺がん
高齢

・皮膚がん
強烈な紫外線、大量の放射線

がんを予防するには

トップページでも生活習慣病の予防についてを記載しましたが、がんについては特に喫煙や飲酒、食事の塩分や温度などが関係しているようです。
発がんの抑制をするためには、ビタミンAやリコピンなどが有効であることが最近の研究で明らかになっています。
ビタミンAが豊富なにんじんやかぼちゃ、リコピンが豊富なトマトを意識して摂取してみましょう。

POCD(慢性閉塞性肺疾患)について

生活習慣病の1つ、POCD(慢性閉塞性肺疾患)はどんな病気なのでしょうか。
ここではPOCD(慢性閉塞性肺疾患)の原因と予防について、わかりやすくまとめました。

POCD(慢性閉塞性肺疾患)とは

POCD(慢性閉塞性肺疾患)とは、肺気腫と慢性気管支炎の総称です。
では肺気腫と慢性気管支炎とはどんな病気なのでしょうか。

肺気腫とは
肺の中で酸素と炭酸ガスの交換を行っている肺胞が壊れ、酸素が肺の中に溜まってしまい呼吸がうまくできなくなる病気です。

慢性気管支炎とは
呼吸を行うための管、気管支に炎症が起こり、咳や痰がでる症状です。長引くと慢性気管支炎とになります。
肺気腫にかかっていると、たいてい場合は慢性気管支炎もともなっています。

いったん壊れた肺胞は元に戻すことができないので、症状が進行すると酸素ボンベをつけないと生きていけなくなる怖い病気です。

原因は

一番の原因は喫煙です。
タバコを吸い続けると気管支や肺胞に炎症が起こり、肺胞が破壊され肺気腫になります。
タバコ以外にもアレルギーや感染症で慢性気管支炎になることもありますが、COPDの患者の多くは喫煙者で別名「タバコ病」とも呼ばれます。

予防するには

タバコを止めることはもちろんのこと、アレルギーや感染症にならない為には身体に免疫力をつけること。
身体を温め、栄養と睡眠をしっかり摂ることが必要です。